歯の予防|刈谷市の歯科|三浦歯科医院|名鉄「刈谷市」駅より徒歩7分

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歯の予防

歯の予防|刈谷市の歯科|三浦歯科医院|名鉄「刈谷市」駅より徒歩7分

歯科での予防

歯科での予防

歯科での予防の中心は定期的な歯科検診とセルフケアです。フッ素塗布や口腔内診査、歯垢や歯石の除去(PMTC)、歯磨き指導などを行います。セルフケアだけでは歯垢や歯石を完全に取り除くことができません。きちんと磨いたつもりでも思わぬ磨き残しがあるのです。

小児の予防

お口のスキンシップを通してお子様に虫歯菌がうつり、虫歯に感染してしまいます。
虫歯菌に感染しやすい時期は生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間です。
予防策は感染しやすい時期にお子様と同じ箸やスプーンを共有しない、離乳食の際に咬み与えをしないなどお口のスキンシップを控えることです。そうすることで成長した時の虫歯の本数を少なくすることができます。
またうつさないことと同時に日頃の歯ブラシ習慣も大切になってきます。小さい時は一緒に歯磨きを行うとともに、ちゃんと磨けているか確認と仕上げを、ご両親でしてあげましょう。また、小児歯科で歯科検診やブラッシング指導を受けるのもおすすめです。

妊産婦の予防

妊婦さんを対象にした歯の予防のことで、お母様に出産前後の歯の健康についての知識を身に着けてもらい出産のリスクを高めないこと、赤ちゃんの虫歯を予防し口の健康を守ることを主眼に置いています。

妊娠中に気をつけたいことの一つとしてお口のケアがあります。近年、妊娠中の歯周病(妊娠性歯肉炎)は、早産および低体重児出産へのリスクが高まることがわかってきました。
これらは妊娠中に増加する女性ホルモンのエストロゲンが大きく関わっているといわれています。エストロゲンが歯肉を形作る細胞を標的にし、また歯周病原細菌の増殖を促すことが知られています。つまりお口の中が歯茎の炎症を起こしやすい環境になり、歯周病が非常に進行しやすい状況が整ってしまいます。

妊娠中は唾液の量が減ることも後押ししています。妊娠中期から後期にかけて女性ホルモンが増加するため、さらにリスクが高まります。出産とともに元には戻りますが清潔な状態を保つことで炎症を抑えることができますので、プラークコントロールを心がけてください。歯周病は予防可能な疾患ですので赤ちゃんのために確実な歯周病予防を行いましょう。
また、赤ちゃんの口内には虫歯菌や歯周病菌はありません。それなのに虫歯や歯周病になるのは、口移しやスキンシップによってお母様や家族の細菌が感染するためです。また妊娠すると、つわりによって歯磨きがしにくくなり虫歯になるリスクが高まります。妊産婦の歯の予防ではそうした知識を知ってもらい、必要であれば出産前に虫歯や歯周病の治療をしてもらうとともに、子どもに歯磨きをきちんとするなどの正しい生活習慣を身に着けてもらうよう指導します。

母親の虫歯と子どもの虫歯リスクの関係

母親に虫歯がある子どもとない子どもを比較すると、母親に虫歯がある子どもの方が2歳になった時の虫歯発生率が圧倒的に高いことがわかっています。
つまり生まれてくるお子様のお口は、お母様の生活習慣やお口の中の健康状態からの影響を受けやすいということです。また、大人になった時の虫歯のかかりやすさは、子どものうちに虫歯にかかったかどうかが関係しているという報告もあります。
お子様のお口に悪い虫歯菌をうつさないよう妊娠中から治療・予防にしっかりと取り組むことをおすすめします。

マイナス1歳からの虫歯予防

生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に虫歯の原因となる菌を持っていません。虫歯菌はお母様など周囲の大人からうつってしまうことが最も多いです。
また妊婦さんが歯周病だと、早産・流産・低体重児のリスクが高くなるという報告もあります。安全な出産やお子様の健康のためにも、妊娠中から歯科治療・お口のケアに取り組むことをおすすめします。

メディカルトリートメントモデル(MTM)

メディカルトリートメントモデル(MTM)とは治療を行う前に、患者のお口の健康状態に合わせた予防プログラムを設定し定期的なメインテナンスを行っていきます。科学的に効果が実証されているプログラムで個人の口腔状態に合わせて適切に予防処置を行います。
当院ではMTMを重視し治療後の継続的なメインテナンスも含めた治療計画をお作成します。

MTMの流れ

STEP1

1

問診

ご来院後、まずは問診票の記入をしていただきます。

2

口腔内の検査

歯の状態の確認や、これまでの治療状況のチェック

3

レントゲン撮影

骨や骨格確認の為に行います。

4

口腔内の写真撮影

見えない箇所の検査の為に行います。

5

治療方針の説明

検査やレントゲン撮影の結果から今後の治療方針と治療の流れをご説明させていただきます。

STEP2

1

だ液検査

検試験紙を使って虫歯菌や唾液の中和力、白血球、アンモニアなどを調べ、虫歯や歯周病のなりやすさ(リスク)を判定します。

2

食事やホームケアのヒアリング

日々の食生活や歯磨きの時間や回数、使っている歯ブラシや器具もお伺いさせていただきます。

3

歯周ポケットの検査

深さが測れる専用の器具を歯と歯茎のすき間に入れて、1本の歯ごとに歯周ポケットの深さを測定します。

4

磨き残しチェック・歯磨き指導

歯の染め出しを行い、歯磨きの状態を確認します。

STEP3

1

リスク判定(評価)

検査したデータで、虫歯や歯周病のリスク判定を行い、結果をご説明します。

2

歯のクリーニング(PMTC)

専用の器具で歯の表面などに付着した細菌が膜状にまとわりついたもの(バイオフィルム)除去していきます。

STEP4

1

メインテナンス

定期的に来院していただき、歯周病検査と来院までの3ヶ月間の間に歯についたバイオフィルム除去(PMTC)、歯石除去を行います。

EMSエアフロー(電動式歯面清掃用装置)

EMSエアフロー

準備中

マタニティ

妊娠中にかかりやすいお口の病気

妊娠性歯肉炎
ホルモンバランスの変化が起こる妊娠初期は、歯茎の出血や腫れが生じることが多いです。
通常の歯肉炎のように痛みがないため気づかぬうちに症状が悪化するという特徴があります。
妊娠性エプーリス
妊娠中に歯茎がコブのように大きく膨らんでしまうことがありますが、それは増加するホルモンの影響であり良性のものが多いです。
大半は出産後に自然となくなりますが、気になる場合はお気軽にご相談ください。
虫歯・歯周病
辛いつわりで十分に歯磨きができなかったり嘔吐によって出た胃酸が歯の表面を弱くしたりして、汚れがつきやすくなってしまうことで虫歯や歯周病リスクが普段よりも高くなります。

妊娠中の治療

ご自身はもちろん生まれてくる大切な赤ちゃんにも影響を及ぼすので、妊娠中は虫歯・歯周病の治療、お口のクリーニングなどを必ず受けてください。
妊娠中の歯科検診には妊娠中期(安定期)が最適です。通院が困難になることを考え、痛みがなくてもできるだけ安定期のうちにお口の中をチェックすることをおすすめします。

妊娠初期
4ヶ月(15週)まで
妊娠4〜8週の治療は特に慎重に取り組み、12週までの処置はできるだけ診査や治療計画、歯ブラシ指導まででとどめます。
歯の痛みや歯茎の腫れなどの急性症状がある場合は応急処置を行い、本格的な治療は安定期に入ってから開始するようにしています。
妊娠中期
5〜7ヶ月(16〜27週)
妊娠中期は胎児が胎盤により安定し、通常の歯科治療をはじめ、レントゲン撮影や投薬も可能となる安定期とも呼ばれる時期になります。
胎児や母体への影響を考慮した上で、比較的に安定するこの時期に、虫歯・歯周病などの治療に取り掛かるようにしています。
妊娠後期
8ヶ月(28週)
妊娠後期は早産などの危険を回避するために、処置は応急的なものまでにとどめます。また、お腹が大きくなることで仰向けでの受診も大変な時期になります。
治療が必要な場合もこの時期は避けて、出産後に改めて治療を再開するようにしています。

受診時について

産婦人科の担当医より注意を受けていることは、たとえ些細なことでありましても必ず担当歯科医師へお伝えください。また、できるだけ無理なく楽な姿勢で受診していただけるよう配慮しておりますが、体調や気分がすぐれない場合は、我慢せずすぐにスタッフまでお声掛けください。

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